スタートレック2009年劇場映画版 第11作目です。
ところで、これって日本語タイトルが「スター・トレック」なんだけど、シリーズの他作品と区別するのは真ん中の点だけ?
一般的にはいろんなシリーズ全体を指してスタートレックと呼んでいるから、後々「スター・トレック」だけだと特定の映画を指すのか、シリーズのことを言っているのか、こんがらがってめんどくさいことになりそう。
ま、そんなことはとりあえず置いておいて、映画は良かった。とっても。
キャスティングも新たに、カークたちエンタープライズクルーの若かりし頃を描いた娯楽大作。
監督も「クローバーフィールド」のJ・J・エイブラムスだし、どんな新しいイメージを見せてくれるのか、すごく期待してました。
一番心配だったのは、スポック役の俳優さん。「HEROES」の殺人超能力者サイラーをやってた人(ザカリー・クイント)だと聞いて、あの特徴的な顔が映画を観ながらチラチラ頭の片隅をよぎったらどうしようかと思っていたけど、全然そんなことはなかった。すっかりスポックになりきってたので、知らずに観てもサイラーをやってた人とは思わなかったかも。
スタートレックを観たこと無い人にも楽しめるように作ったとのことですが、この展開の早さで、何の説明もなしに進むストーリー。初めて見る人がついていけるのかちょっと心配ですが、往年のスタートレックファンには、とても楽しい時間でした。
士官候補生からいきなりキャプテンかよとか、ツッコミどころも満載ですが、それも含めてあーでもない、こーでもないと話のタネにして楽しむのが正しい見方かと。
以下ネタバレ有り。