Sense of Wonder

個人的に読んで見て聞いて触って味わったモノについて書き留めているブログです。

挽肉をつくる

ミートホープ社のコロッケ挽肉偽装事件以来、お店で売られている挽肉もホントに大丈夫なのかと心配する人が増えたのではないでしょうか。

我が家では、以前から自宅の家庭用肉ひき機で挽肉をつくっています。
P子さんの今は亡きお母さんが
「お店の挽肉なんて、古くなった肉をひいてるんだからダメダメ」
と、言っていたからです。
賞味期限切れのものを使っているかどうかは知りませんが、見た目はわかんないからごまかしやすいだろうなとは、思います。
というわけで、家では僕が挽肉係です。
家にあるのは、二台目のマシーン(って言うほどのものでもないか)、ヘルシーミンサーです。
こいつは、なかなかのすぐれものです。
最初に使っていたのは、ドイツ製だかイタリア製だか忘れてしまいましたが、いまいちでした。
ポイントはまず、ぐらぐら動かないようにする吸盤。ヘルシーミンサーは、底全面が吸盤になっていて横のレバーを倒すと平らなテーブルの上にピッタリと吸い付きます。ハンドルを回していてもぐらつかず、がっちり固定されます。
次にハンドルの高さ。握り部分がテーブル面に近いと、握った手がテーブルにぶつかって回しにくいったらありゃしない。最初のやつはそういうタイプでした。テーブルの外にハンドルがくるように固定できればいいのですが、狭い机の上で回しやすい方向や位置を考えるのも結構大変です。最初からぶつからない高さになっていれば置く場所も選びません。
三つ目は、肉を入れた後スクリューの方へ押し込んでやらないとなかなか入っていかない場合があるのですが、こいつは安全に肉を押し込むための材料押さえが付いています。以前使っていたものは、そういうものは付いていなかったので、箸で押し込んでたら先っぽを巻き込んで折ってしまったことがありました。
値段も手頃だし、家庭用としては割りとがっちりしていて耐久性もありそうです。

我が家では、ハンバーグや餃子作りに大活躍です。

ただひとつ、うちの挽肉にも偽装疑惑がつきまとっています。
すっかり忘れていて、冷蔵庫の奥底から出してきた賞味期限「?」の肉。
料理長のP子さんがそういう肉を見つけたときは、夕食が挽肉料理になっているような気がします。

これじゃ、疑わしいお店で挽肉を買ってくるのと全然変わらないよね。