
巷で話題の侍タイムスリッパーを見てきました。非常に面白かった。侍がタイムスリップして現代にやってくるっていう、何度も繰り返されたようなあるある設定なんだけど、脚本次第でこんな映画も作れるんだなと、感心しきり。
主演の山口馬木也さんも名前を知らない役者さんだったけど、とってもよかった。どこまで本当の方言に近いのかはわからないが、会津訛りの喋り方も人物像を際立たせていたと思う。自主制作映画だからこそ、こういう役者さんもいるんだと、気付かされるよね。人気俳優を使って脚本はそこそこ、とりあえず宣伝費はたくさん使ってコスパさいこーな映画ばっかりじゃダメだよ。
基本コメディ映画なので、侍が訳のわからない現代社会で生きていこうと奮闘するお話を、くすくす笑わせながら描いています。その中でいろいろな葛藤や憤り、平和な世の中であることの幸せなど様々な感情が入り乱れつつ、真剣勝負のクライマックスへと繋がっていきます。もう、最後の手に汗握る決闘シーンの場面の切り返しは、見事だった。
★★★★★ お勧め!
「カメラを止めるな!」と比較されることが多いみたいだけど、時代劇への愛情がハンパないこの映画は、自分で脚本書いて、主演にこだわり低予算ながらも映画への情熱を感じた「ロッキー」を思い出しました。