ホノカアボーイの試写会に行ってきました。
分類すれば、「かもめ食堂」とか「めがね」のシリーズ?に近い癒し系の映画かなと思っていました。美味しそうな食べ物が出てきたり、静かなハワイの小さな町が舞台になっていたり、狙いは明らかにその路線みたいなんだけど、なんだか物足りない。
場所は、ハワイにあるホノカアという町。映画で描かれるのは浜辺とキャンプ場みたいな森と町の中の寂れた映画館のせいぜい半径50mくらいの範囲だけ。せっかくハワイまで行ってロケしているのだろうに、全然その雰囲気がない。ほんとにハワイだったんだろうか?
登場人物もその舞台同様薄っぺらで、生活感が希薄。そりゃお金の掛からなそうな場所だけど、主人公の男の子はいったいどうやって暮らしを立ててるんだろう。一応映画館で働いているようだけど、しっかり仕事しているようにも見えないし、何のためにここにいるのかもわからない。
主人公の世話をやく、ビーさん役の倍賞智恵子さんも存在だけで深みのある役をこなせそうなのに、どうにもそういうふうには持って行きたくないらしい。何の前触れもなくいきなり目が見えなくなったり、脚本も全然考えてない感じ。
私のイチオシ若手女優、蒼井優も嫌な女役だし、深津絵里さえ何の絡みもないチョイ役。贅沢な使い方というか、名前だけ載せて人目を引こうというせこさか。
せめてもう少し、美しい風景を堪能させてもらえれば良かったんだけどね。
ホノカアという地名を知ったのだけは収穫でした。
大きな地図で見る
採点:40点
2009年3月7日