ある日、国民年金課の佐藤さんと名乗る人から電話がかかってきました。医療費控除支払い通知の葉書が届いていますかと。届いていないよと応えると、住所は、○○○○ですか?聞く。それは、前の住所だったので違うよと言うと、実は5万円ほど手続き未了になっているので、お支払いしますという。
でも、管轄が変わってしまったので、主税局の近藤さんに連絡しておくので、そちらに電話して欲しいとのこと。
向こうの手違いで未払いになっているのに、なんでこっちから電話しなきゃならないんだとカチンときたが、もうすぐ出かけなきゃならないし時間もないので、「あ、そう」と応えて、とりあえず電話してみた。フリーダイヤル。
主税局の近藤氏。いろいろとやり取りがあった後、銀行のATMですぐに振り込みますからとのこと。ただし、主税局と、銀行との回線をつないでATMの操作をそちらにしてもらわなければならないので、どこどこ支店のATMの前まで行ったら、携帯でこちらに電話してください。その場で操作方法を指示しますから。とのたまう。
もう、この辺から明らかにおかしい。P子さんは
「それ、絶対振り込め詐欺だよ」と言ってる。
国民年金も何も、お役所の仕事に全然信用がおけない昨今、まちがってたのでお金をお支払いしますと言うところまでは、思わず「そうですか」と言ってしまったが、ここまで来るとどう見ても怪しい。だいたいなんでこっちがわざわざATMの前まででかけなきゃならないんだ。そう聞いたらひたすら
「申し訳ございません」と、平謝り。そこで、
「そちらが本当に主税局かどうか、どうやって確かめればいいのかな?フリーダイヤルじゃなくて、代表の電話番号とか無いの?」
と聞いてみた。なにやら後ろで相談しているふう。
そうしたら、主税局の住所と、電話番号を言ってきた。とりあえず電話を切る。
さっそくインターネットで検索。なんで、札幌の医療費控除が東京の主税局なんだ?
案の定、その電話番号は主税局には無い。
本物の主税局に電話して、念のためこんな電話番号はありますか?と確認。やっぱり無い。最近主税局を名乗った詐欺が多くなっているので気をつけてくださいとのこと。
警察に聞くと、フリーダイヤルの電話番号も次々に変えてくるので、相手も特定できなくて、いたちごっこだそうです。
気をつけましょう。