Sense of Wonder

個人的に読んで見て聞いて触って味わったモノについて書き留めているブログです。

巨大生物図鑑

巨大生物図鑑
巨大生物図鑑

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デイビッド ピーターズ
偕成社
売り上げランキング: 402588
おすすめ度の平均: 5.0

5 最高の巨大生物画集
5 恐竜から鯨まで、大きさが実感できる絵本です。
5 大きさにびっくり

古今東西、地球上に現れた巨大生物の図鑑です。恐竜はもちろん、絶滅した動物から今生きているものまでいろんな生物がきれいなイラストで描かれています。
この図鑑の特徴は、それらの生物がどのくらい大きいかわかるようになっているところです。ティラノサウルスや地上オオナマケモノの隣に同じスケールで人間の男性と女性が描かれています。時にはジャージ姿でジョギング中、時には水着でのんびり泳いでいたり。
ものの大きさを想像するのって結構むずかしいよね。身長3メートルの巨大カンガルーなら部屋の天井を頭が突き破るくらいかなとか、全長24〜27メートルのシロナガスクジラだと25メートルプールからあふれてしまうなとか、よく知ってる身のまわりの物と比較しながら考えないとなかなかイメージできません。
そんなときこの図鑑を開けば、人間と並んで巨大生物がどーんと描かれているわけです。一目瞭然。やっぱりでかいわ。ってな感じです。

アマゾンで見たら、新刊は出ていませんでした。ユーズド価格で9790円だって?買ったときの定価は3800円だったのに。
さすがに79ページくらいの本に9000円も出すのはどうかと思うけど・・・

姉妹編に
「恐竜科学図鑑」デイビット・ピーターズ作、偕成社、定価4000円。
というのも出ていて、こちらはいろいろな恐竜と一緒に同スケールの子供たちが描かれています。
恐竜の背中に子供がまたがっていたりして、これじゃ怪獣王子じゃん(って古すぎてわからない人は読み飛ばしてください)

どちらかというと、「巨大生物図鑑」のほうがおもしろかった。恐竜はもちろん、今生きてる生物までひっくるめて一緒に描かれているから、絶滅生物もより身近に感じられます。
トリケラトプスくらいなら動物園でアフリカゾウの隣にいても全然違和感ないかもしれない。
楽しめる一冊です。古本屋で3000円くらいならいいかも?

恐竜科学図鑑
恐竜科学図鑑

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