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2008年5月11日

ウスベニツメクサ

ウスベニツメクサ

たぶん、ウスベニツメクサ。
これまた非常に小さい花です。茎は地面を這って広がっています。3時ごろにはしぼんでいました。
調べてみると、海岸や砂地に多いと書いてある。
どこからまぎれ込んだのやら、うちの前の草はらに、ぽつんとひとつだけ咲いていました。


2008年5月10日

ホウチャクソウ

ホウチャクソウ

高さは50センチくらい。花は枝の先に1〜3つ下向きに付きます。屈んでのぞき込まないと見つけにくいかも知れません。小さい花で全体に白っぽく、先端へ行くほど緑色を帯びていくグラデーションが美しい。清楚な感じがして、とても好きな花です。


レンプクソウの頭と顔

レンプクソウの頭
レンプクソウの頭
レンプクソウの顔
レンプクソウの顔

この前のレンプクソウの記事で、てっぺんの花の花弁は4枚で側面の花弁は5枚ですと書きましたが、その時の写真ではよくわからなかったので、わかりやすいアングルでもう一度撮ってみました。真上から撮った頭のてっぺんと横顔です。
やっぱり小さい花なので、わかるかなぁ。林の中の道沿いにけっこうたくさん咲いています。


タチイヌノフグリ 花のアップ

タチイヌノフグリ タチイヌノフグリ花のアップ

前回家の前で撮った写真は、花の様子が余りよくわからなかったので、もう一度撮ってみました。
なにしろとっても小さい花なので、一生懸命寄ってもやっぱり小さいです。
おまけに昼間のお日様が照ってるときしか咲いていない。お昼近くに咲いた、咲いたと思ったら、3時ごろにはもうしぼんでいました。
気をつけていないと見逃してしまう花です。


ノミノツヅリ

ノミノツヅリ
2008.05.07 撮影
ノミノツヅリ
2008.05.10 撮影

ハコベかなと思っていたら、花びらの形がちょっと違う。ノミノツヅリという花でした。
ハコベと違って花弁が2つにさけていません。花弁の長さはがく片の半分くらいです。
タチイヌノフグリの隣に咲いていました。同じくらいの大きさです。タチイヌノフグリと同じように、午後には花が閉じていました。


ヤブニンジン

ヤブニンジンの花
ヤブニンジンの花
ヤブニンジンの葉
ヤブニンジンの葉

高さは50センチ前後。図体のわりに花はとっても小さくてまばらに付き、目立たない。
最初はもう花が落ちた後かと思ってました。よくよく見ると先端のちょこっと白いところが花だったんですねぇ。
地味すぎ。
茎には、短い毛が生えてます。


ルイヨウショウマ

ルイヨウショウマ ルイヨウショウマ花のアップ
ルイヨウショウマ花のアップ

高さは60センチくらい。葉は鋭いギザギザになっています。
ぱっと見は、わりと地味な感じですが、近づいてアップで見ると白い線香花火のようできれいです。


コウライテンナンショウ

コウライテンナンショウ

これまた奇妙な花です。高さは80センチくらい。花が口を開けたマムシのようだとか、茎がヘビのウロコ模様に見えるだとかでマムシグサと呼ばれたりもします。
マムシグサなんていうと気色悪い気もしますが、初めて見たときは日よけ付きの緑の花で、白い縦縞模様がおしゃれな花だなと思ったものです。呼び方ひとつでイメージが変わってしまうのもかわいそうですね。
林の中でかたまって咲いていました。
コウライテンナンショウの花は、葉よりも高い位置で咲きます。
よく似ているヒロハテンナンショウは、高さ30センチくらいで、花は葉よりも下の位置で咲くそうです。


2008年5月 6日

ネコノメソウ

ネコノメソウ

小型の花です。かたまって咲いていました。葉っぱだか花だかよくわからない花です。
ネコノメソウは茎が無毛で、雄しべは4つです。
マルバネコノメはよく似ていますが、名前の通り葉がまるくてなんとなく雰囲気が違いますね。


2008年5月 4日

タチイヌノフグリ

タチイヌノフグリ

家の前の草原に咲いていました。目立たない小さな花です。
明治初期に渡来した、ヨーロッパ原産の帰化植物です。
茎の上部は立ち上がっていて、枝分かれしません。花が付く茎の上の方では葉は尖って小さくなり、下部の方の葉はまるくて対生。葉柄がほとんどありません。

関連記事:オオイヌノフグリ(よく似た花)


ヤエザクラ

ヤエザクラ

今年は開花が早かったので、連休前に花見の季節が終わってしまうのかなと思っていましたが、その後寒くなったせいかけっこうまだ咲いています。ヤエザクラが多いみたいですが。おかげで円山公園は花見客でにぎわっています。


北海道神宮のこいのぼり

北海道神宮のこいのぼり

明日は五月五日のこどもの日。北海道神宮にも大きなこいのぼりが泳いでいます。
神社では結婚式もおこなわれていました。
外人さんには、こいのぼりも和風の結婚式もお花見もいっぺんに見られて、いいタイミングだったかも知れません。


アカネズミ

アカネズミ

地面に積もった枯葉の下から出たり入ったりしていました。本来は夜行性のネズミです。
よく地面に落ちている、側面に穴の開いたクルミは、アカネズミがかじったあとです。


セントウソウ

セントウソウ
セントウソウの花
セントウソウの葉
セントウソウの葉

高さ10〜35センチくらい。小さな花がかたまって咲いています。
そこで問題。「セントウソウ」という和名の由来は?

  1. 仙洞草:仙人の住む洞窟のそばに咲く。人里離れたところに咲くということ。
  2. 先頭草:他の花よりも早く、先頭をきって咲く。
  3. 銭湯草:お風呂屋さんの近くに咲く。


正解は、漢字で書くと「仙洞草」。読み方としては「先頭草」が由来という説もあるそうです。花のイメージとしては、「仙洞草」の方が合っているかな。
そうはいっても、咲いてたのは山のふもととはいえ円山公園のはじっこだし、かといって「先頭草」というほど他の花よりいち早く咲いてたふうでもないし、なんか説得力がないな。北海道だから違うのかな。

マルバネコノメ

マルバネコノメ

高さ5〜15センチほど。花に花弁がなく、雄しべは8本。
よく似たネコノメソウと比べて、葉はまるみを帯び、茎に毛がまばらに生えている。


2008年5月 3日

ハコベ

ハコベ

ミヤマハコベと比べて花は、非常に小さいです。また、花弁はがく片より短くなっています。


ミヤマハコベ

ミヤマハコベ

花弁は5枚ですが、深くふたつに裂けているので10枚に見えます。ハコベよりも花は大きく、直径1センチくらいです。花弁ががく片よりも長いところもハコベとは違います。


レンプクソウ

レンプクソウ

緑色の小さな花です。へんてこりんです。
てっぺんにひとつ、横向きに四つ、花が付いています。変わっているけど、小さくて緑色なのであまり目立ちません。
別名、五輪花。まぁ、そのまんまの名前です。

てっぺんの花は花弁が4枚。側面の花は花弁が5枚あります。
やっぱりへんてこりんな花です。


ニリンソウが満開

ニリンソウ

エゾエンゴサクやエンレイソウが少なくなり、ニリンソウが満開になりました。そこかしこに可憐な花を咲かせています。


2008年5月 2日

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ

家の前の草原です。青い小さな花が咲いていました。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、花は一日しか咲いていません。
タチイヌノフグリとよく似ていますが、オオイヌノフグリは地面を這うように広がって、花腋から花柄を出します。


ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウ

あちこちの道端に咲いています。オドリコソウの仲間だけど、小さいから頭に「姫」と付いているらしい。
ヨーロッパ原産で明治中期に帰化した外来種です。