Left-arrow.gif スピード違反 メイン 捜査協力費 Right-arrow.gif

2006年5月18日

目撃者

午後、仕事で現場に向かう途中、目の前で交通事故に遭遇してしまった。
環状通の豊平区役所近くで、信号待ちの停車中だった。
3車線のいちばん右側で、右折するため並んで待っていたら、右手から道路を渡って自転車のおばさんがすーっと目の前を横切った。
左側の二車線は、車がスムーズに流れているが、少ない。
こんな広い道路で、しかも横断歩道も何もない道の真ん中だ。自転車が来たのも最初は気が付かなかった。交通量も激しいのにこんなとこ渡る方がどうかしている。
でも、おばさんは渡ってきた。車の目の前を通って、そのまま一時停止も確認もせずにまっすぐ走り抜けようとした。
サイドミラーに走ってきた車が見える。あっ、と思ったときには遅かった。クラクションを鳴らす暇もなかった。
ドン。という音がして衝突した車の向こう側におばさんは倒れた。たぶん自転車の後ろの方にぶつかったんじゃないかな。
その時は、そう思った。
通行人が集まってきた。前の車が動き出したので、車線をはずれて路肩に寄せる。
おばさんは道路に投げ出されて頭部から出血しているが、意識はある。動けそうにはない。
とりあえず人は大勢いるし、声をかけてあげる以外に出来ることはなかった。
そのうち救急車と、パトカーが来た。
打ち合わせの時間が迫っていたので、電話で遅れると連絡した。
お巡りさんが来るまで残っていたのは、目撃者があまりいなさそうだったから。
だってこれじゃ、おばさんには悪いけど、轢いた運転手があまりにかわいそうだもの。
ちょっとタイミングが違っていたら、目撃者じゃなくて、加害者だったかも。
とにかく、警察の事故係の人に状況を説明して、名刺を渡し書類に名前を書いた。
一日に二度も警察で名前を書かされるとは思わなかったよ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ezorisu-web.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/49